地域政党の活動について意見交換
韓国の仁川国立大学経済学部教授 寥 峻豪さんをはじめ、研究グループの方々6名の訪問があり、意見交換しました。
訪問の目的は、ラジカルな問題意識や政治指向性を持った地域政党に関心があり、ぜひ神奈川ネットワーク運動を訪問し、インタビューしたいとのことでした。
訪問メンバーの中には、20年前にも訪問された方がいて、20年前は、議員を多く輩出し、首長選挙にも出馬する勢いがあったが、この20年でどのような変化があったのか、市民政策提案については、具体を知りたいなど多くの質問が寄せられました。訪問メンバーは、地域経済、地域通貨を研究されていて、韓国では消滅地域といわれる人口減少の大きな地域で地域通貨を導入すると成功しているので、政策に加えてみてはどうかなど、ご提案もいただきました。
韓国の政党は、古い法律に守られ、大きな国政政党のみで、地域政党を作ることが難しいそうです。神奈川ネットワーク運動のような地域政党には引き続きがんばってほしいとのエールをいただきました。
また、朝鮮学校の話題では、韓国国内でも朝鮮学校の生徒たちが差別的な扱いを受けており、支援しているとのお話がありました。朝鮮学校の生徒たちとの交流の中で「私たちが橋渡しになる」と聞いたことがあります。日本国内だけでなく、韓国でも厳しい状況があることを知り、更なる応援をお互いに続けていきましょうと声を掛け合いました。