身近なところに土砂災害の指定予定がある!~説明会に参加して~

2014年10月25日 15時29分 | カテゴリー: 活動報告

厚木市では10月末に「土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域の指定に関する説明会」を実施しました。説明会の主催は神奈川県厚木土木事務所と厚木市の危機管理課です。対象地域は飯山地域・荻野地域で地域内の3公民館を会場として順次開催されました。他の地域は来年に順次開催予定とのことです。

私が参加した1回目の会場には予定を上回る100人以上の参加があり、危険個所を身近に生活している方の関心の高さを感じました。近年集中豪雨の数が増加しており、先の台風18,19号で実感した不安の現れとも取れます。

「土砂災害」は急傾斜地の崩壊(がけ崩れ)・土石流・地滑りがあり、地滑りは厚木市では該当がありません。市では土石流は平成20年より取り組み、すでに75カ所の指定が完了しています。現在は急傾斜地の指定を進めていてこの説明会もその作業の一つです。説明後の質疑においては、緊急時の対応や身近にある盛り土地域への不安等たくさんの声が上がりました。ちなみに市内には682の斜面のうち234か所が土砂災害警戒区域指定予定であり、荻野地域では280斜面のうち96カ所が指定予定とのことです。

自分の生活場所の身近にイエローゾーンがあることは意外でしたが、もしもの時にどう備えるのかを地域の課題としてとらえねばなりません。自治体は「知らせる努力」、住民は「知る努力」をとの話がありましたが、281機ある防災無線の難聴問題をはじめHPやメール等を日常使わない市民にどう知る努力を求めるのかは課題です。また避難場所の設定についても避難経路がすべて危険地域指定となった場合の対案も必要です。「いつ避難すればいいのか」の質問に、「判断してなるべく早くおねがいします」と答えるのが精いっぱいの現状でしたが、市民が自分で考え判断できる力を蓄えるためには機会を捉え適切な情報の提供が必要不可欠です。同時に地域のみんなでシュミレーションを繰り返すことも重要です。