あつぎ版子ども子育て会議にて

2014年5月14日 09時08分 | カテゴリー: 活動報告

5月13日、あつぎ版子ども子育て会議がありました。昨年から続いている基準検討部会は今後月1回の間隔で開催予定です。

今回は(1)新制度に関する条例制定までのスケジュール(2)各種条例における参酌基準の検討についての各項目について検討されました。

 認定こども園、保育所、地域型保育施設認可、放課後児童クラブ等についての条例は6月のパブリッコメントを経て7月に条例案策定の後、9月議会に上程、10月に条例制定の予定です。一方利用者の負担を意味する公定価格については5~月に事業者向けの説明会、10~11月にパブリックコメントを実施し12月議会へ上程、制定です。

 ここで問題になったのは、私立幼稚の次年度募集についての動きでした。例年10月15日に各園は次年度の募集要項意を示して願書を配布し11月1日に受付を開始する手順で進めてきています。ところが今回出た計画では保護者負担の公定価格の表示が12月議会を経ないと示すことが出来ません。つまり園児募集についての負担金額を示すことが出来なまま募集を開始することになり、市民にとっては判断の大事な基準が分からないまま選択をするしかないという事になります。行政側からはあくまでも国の判断を待つ、との回答に終始しました。幼稚園に限らず小規模施設にとっても費用負担の明示のずれは大きなリスクです。

 この件に限らず、どう考えても利用者目線に立った計画の進行ではないと感じます。前例のない大きな制度の変わり目に当たって市民への丁寧な説明が求められますが、このままでは望めそうもありません。また会の最後に市民から提言が出されたとの報告があり、各委員宛に文章が配布されていました。しかし委員の中からは、内容は理解が出来るもののこのようなものを受け取るのは今後同様な事例が多くなり混乱するのでいかがなものか、との発言もありました。結局検討部会でこの提言が検討されることはありませんでした。市民の声を反映する手段がこのように処理されてしまうことに、検討部会の在り方こそ検討すべきと感じました。