(仮)「子どもの森」の工事は進む

2014年5月8日 11時14分 | カテゴリー: 活動報告

(仮)「健康子どもの森」が着工され一部が完成しています。里山を子どもたちの育ちに関わらせようとの思いは、反面自然を壊すことで成り立っています。

湧水のある湿地帯は真ん中に道路ができ大きく分断されて、緊急車両が通るために必要な道路の確保のために西側の山が削られました。計画では斜面は地元由来の植生で緑化するという事ですが果たして可能でしょうか。これからの梅雨の時期を迎える中で想定外の大雨が来た場合は斜面の崩落が懸念されます。予定地域内にはすでに日本一の標榜する滑り台も設置され、高架の散歩道も姿を見せました。来年には年間10万人の利用者でにぎわうのでしょうか。

この施設の建設には環境面や税金の使い方で市民からの疑問の声もあり、地元への説明も十分ではありませんでした。わずか6haの里山の公園化が提示した課題は決して小さくはありません。人口減の中で、賑わいこそが自治体の活力と思いこんでいる事に対案を見つけることは難しいですが、市民の側にももっと積極的に街づくりに対して目を向けることが必要です。この計画が市民の目にさらされた時にはすでに反対はできない状況であったことを踏まえると、行政からの情報の出し方にも疑問が残ります。