子宮頸がん予防ワクチンについて~現状は~

2013年10月31日 12時30分 | カテゴリー: 活動報告

子宮頸がんワクチン接種後の副反応について、重篤なケースの報告が上がってきており、被害者の会も設立も進んでいます。県内でもいくつかの事例があり、今後は医療面や将来にわたって生活を支えていくなど当事者に寄り添った対応の課題が出てきています。接種の対象者は主に中学生を中心とした10代の子どもたちです。将来への夢や希望を損なうようなことにはしてはなりません。

このワクチンは2013年4月に法定接種化されましたが、これは市町村の責任において接種を行うということで、最終的にする・しないの判断は本人の判断に任されています。

6月14日の厚労省の「接種の推奨の一時中止」という通知を受けて、厚木市は当事者へ情報として郵送で送りました。また24時間の電話相談等を使っての相談にも応じているそうです。その後の接種者数は激減しているそうですが、市民の判断は当然のことです。しかし国からの情報が急に変わったことに不安と不信の声も聞かれます。

このような経過を経てきていますが、ワクチン接種の推奨を求める関係者の声も耳に入ります。10月28日にあった平成25年度第4回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会ではワクチン接種の推奨については12月の会議に持ちこしという結果の先送りとなりました。

現在何らかの副反応があった場合には、個人から報告を上げる仕組みがありますが、接種を受けた人がすべて承知しているとは考えにくいです。気になったことや実際の被害が生じた時点での適切な相談窓口と行政による十分な情報の把握と公開を市民は求めています。個人情報保護に触れない程度の事例の情報開示と、異常があった場合に市民が自主的に報告できる体制、および現状把握の体制づくりを求めていきます。またワクチンにはすべて効果とリスクがあることを知らせることが重要視されてこなかったことへの責任もあるはずです。これはこのワクチンに限らずすべてのワクチン接種において言えることです。