教育委員会を傍聴して~請願はどうなった

2013年7月25日 15時04分 | カテゴリー: 活動報告

教育委員会7月定例会があり、厚木市教育委員会に向けて出されたHPVワクチンについての請願が審議されるのを傍聴してきました。

HPVワクチン接種については平成23年3月11日の震災後頻繁に流されていたCMをなにげなく見てはいましたが、「本当に必要なの?」というくらいの気持ちでした。

今年4月から定期接種に位置付け推奨してきたにもかかわらず、突然の「推奨の一時中止」が対象者とその家族に不安と混乱を与えています。今回文科省からでた各自治体を通じてワクチン接種後に副反応がおこった件数の調査は、30日を超えた重篤な反応についてのみを調べるという雑駁な内容であり、軽度の反応については無視するような内容に驚きました。

市の報告によると平成25年7月18日に副反応の調査結果は県に報告を上げたようです。該当する副反応の症例はなかったようですが、国の基準通りの重篤な事例ばかりを副反応の症例とするなら想定の範囲内の事です。

今回の請願では、国の調査項目では見えてこない軽度の副反応も厚木市独自の調査項目を設けて洗い出してほしいという思いを認めては頂けませんでした。教育委員会の委員の一人からは「がんの発生率より副反応の発症率のほうが低いということが根本にありワクチン接種は必要である」と断言されました。専門職としては当然のコメントなのでしょうが、いつもそこのところがひっかかります。

また、ワクチンの効果とリスクについては保険体育の時間に養護教員も参加しての学習がされたという報告でした。検診の重要さについても説明をしたとの事です。この請願項目については趣旨採択されましたが、さらなる聞き取りが必要なようです。

当事者の不安を少しでも解消するためにも、今後も子宮頸がんワクチンだけでなく予防接種について生活者の目線で問題提起していきたいと思います。(高橋)

***請願項目****

1、子宮頸がんワクチンの接種において生じた副反応について詳しく把握するために、国の調査項目に加えて厚木市独自の項目を加えて実施してください。

2、得られた結果は速やかに公開してください。

3、  ワクチンの効果とリスクを十分に理解出来るための学ぶ時間を設けてください。また検診の重要さを学ぶ機会として下さい。