小出裕章氏講演会がありました

2013年2月24日 02時01分 | カテゴリー: 活動報告

厚木市文化会館で小出裕章氏の講演会が開催されました。大ホールほぼ満席の状況に、福島の事故から2年が経とうとしているのに何も変わっていない事への疑問や、他の原発の再稼働問題が出てきていることもあり、市民の関心はまだあると感じました。

小出氏はこの事故の事を忘れてはいけない。将来を担う子どもたちのためにどうすべきか、しっかりした政治が必要だとお話されました。たかが電気を作るのにどれほどのリスクを負っているのか、誰でも気がついていることです。

講演のほぼ同じころ、安部首相のアメリカ訪問でTPP交渉への参加が表面化しつつあるとのニュースが流れました。かつて広島・長崎の原爆や第5福竜丸事件の被害当事者だったこの国が、米国の進めで原発を導入した事を思うと、国民の受ける負荷の重さを政治家は全く理解していないと感じます。いつも情報の蚊帳の外に置かれているのは国民です。同様に話だけは進んでいるように見えるリニアの問題は、数々提示されるメリットが本物かどうか、リスクはどうなのか、本当のところは分かりません。

講演中、ホールに入れない小さな子どもたちがフロアーをかけまわっていましたが、この子たちが核の脅威にさらされることなく生きられる社会を作るのは、今の自分たちの責務だと再確認しました。原発がなくても生活できる実態を地域から示していく事でエネルギーの仕組みを変えていくしかありません。関心を持ち主体的な関わりが市民に必要です。