厚木ネットサロン

2012年5月13日 16時25分 | カテゴリー: 活動報告

ゴミの有料化についての考察

今回の厚木ネットサロンは市民の立場から厚木市の一般廃棄物の有料化について研究されている鷺谷さんを講師に開催しました。

厚木市では2年前からごみの資源化を進めてきました。燃えるごみの収集を3回/週から2回/週に減らし9種類の分別化を進めた結果、資源化率は25%になりました。しかし、処理にかかる諸経費は約30億円程度かかっています。ここには自治体が受益者から負担を求めないことによる不公平があり、環境負荷を減らしていく政策としてゴミの完全有料化が必要であると考えられます。

現在県内でのゴミ袋の有料化は藤沢市、大和市、二宮町で実施されており、他には指定ごみ袋での対応の自治体も多くありますが、厚木市ではどちらでもありません。ごみ処理量を比較すると、全国平均では1kg当たり約34円ですが、厚木市では1kgあたり約35円です。これを1袋に換算すると、30ℓ袋の重量を8kgとすると約285円(40 リットルでは約380円)となり、私たちの出すゴミの量を考えると相当な額の税金が使われている事が分かります。そこで排出量の削減に向けては、ごみ袋の有料化(1ℓ当たり1〜2円円の料金)で10%程度の削減効果となり、25円程度で60%の効果が期待できるということです。

今まで無料(と思っていた)の処理費用を、自分で支払う事となると誰もが当事者意識を高めることになり、減量化につながっていきます。それには処理にどれだけの費用がかかっているかを市民に向けて明示すべきであり、何でも行政がタダでやってくれているという誤解を解かねばなりません。税金の使い道は他にもたくさんあります。有料化と政策の相乗効果に期待する事は大きいと考えます。