税金による空きビル対策がまちの活性化を進めるのか?

2011年12月18日 22時02分 | カテゴリー: 活動報告

またまたでた「ボートピア構想」

旧パルコビル
旧パルコビル
「ボートピアが厚木に…」と11月末にタウン誌に掲載され、市民の関心を引いた旧パルコあとの利用について、今議会で数人の質問の対象となりました。旧パルコビルは厚木の中心市街地の起爆剤としての期待を受け、それまで都会にしか出店していなかったものを地方都市への展開ということで話題になったものです。しかし業績的には振るわず平成20年には完全閉店となり、現在に至っています。市側からは今後優先的に話を進め将来的には子どもや高齢者が集える場として活用していくとの説明がありました。
 ボートピアと煽られ、結果的には市が買い取る方向を示されたわけであり、市民としては素直に受けいれがたいものがあります。

さて、現在厚木の街は空きビルが増え大規模な駐車場が中心部を占めています。そこを今後活力の溢れるにぎわいのある街にするという‘希望’がどのように具体化されるのか見守っていきたいのですが、そもそも空洞化した中心部は人の集わない政策の結果ではないでしょうか。以前から「ハイウエイの街」を標榜し、道路整備を中心にしてきた結果、大型駐車場を備えた郊外店舗が増え、街中で買い物をする必要が無くなってしまったのです。どこまでも自由に移動できる道路と車により、繁華街は無用となったのです。増え続ける空きビルを、街づくりと言って市が活用する事は財政面から見ても不可能です。人口も伸び止まり税収も不安になった今こそが肝心な時です。今ある総合福祉センターやシティプラザはどうなりますか。一つを立派にするのではなく、街全体を視野に入れた計画が求められます。

にぎわいの創出は大事ですが、街中に立派な施設が一つあり、使う市民が遠くから時間をかけてくるより、それぞれの地域に多様な活動の場を提供する方が生活はしやすいのではないでしょうか。