「放射線量と環境リスク」学習会を開催しました

2011年8月25日 14時29分 | カテゴリー: 活動報告

〜子どもたちへの健康被害について 今、できること〜

講師:上田氏
講師:上田氏
 市民科学研究室代表の上田昌文さんを招いて「放射線量と環境リスク」についての学習会を開きました。福島の原発事故からもうすぐ半年がたとうとしています。参加者からはもっと早い時期にこのような機会を設けてほしかった、との声もあり皆さん真剣な様子でした。

「子どもたちを守るために 私たちが今できること」は、汚染地域の汚染の除去、妊婦さんと乳幼児の食生活への注意、内部被ばくから身を守る事、口に入るものの汚染データのチェック・・・との案が提案されました。多くの方が日々健康に気を配り、安全な生活を求めている中で、食生活を含めてすべての環境の在り方の変化にこの事故の影響の大きさを感じます。汚泥等の焼却灰の処理・保管についても、ゴミ等の回収が難しくなる事もあると言うことは、生活の基盤そのものが揺らいでいくことになります。
時間を経ても形を変えることない放射線物質と私たちはこれから長い間共存するしかありません。各地で放射線量の測定も行われていますが、数字だけを追う事より、自分たちが今できる事、将来を担う子どもたちにどれだけ安全な地域の環境を作っていくかが大事です。国が出している被ばく量制限の暫定値も本来の数値に戻ることとなり、冷静な判断で生活をしていくことが求められます。

 厚木市では市内現在22カ所での放射線量の測定値を公表していますが、この数値が震災以前とどう違うのか、資料が無いために判断できません。今でてきている数値を今後の判断材料とするためには、この測定を一過性のものにするのではなく、今後も継続していくことが望ましいと考えます。厚木ネットでも今後放射線量の測定を実施し、子どもたちが安心して遊べるまちづくりに繋げていきます。