農薬ネオニコチノイド

2010年5月13日 09時32分 | カテゴリー: 活動報告

減農薬がもたらしたもの

今月の朝の街頭報告のメインはネオニコチノイド系農薬の影響についてです。ニュースを配布し、議員が順番にマイクを握りました。写真は山本とも子市議です!(以下は、山本とも子市議のレポートです)

青山美子さん(青山内科小児科医師)を講師に農薬ネオニコチノイドについての学習会がありました。
 NHKのクローズアップ現代のDVDでは、松の木への農薬の空中散布の現状を伝え、その後医師の立場から農薬被害の臨床の実態の報告を受けました。

 驚いたことに私たちが日常好んで食べているリンゴやブドウ、ナシ、イチゴ、トマトなどの果物がネオニコチノイドを含んでおり、中毒の原因となりっています。その摂取量が、欧米では非常に厳しく規制されているにも関わらず、日本ではあまりにも甘いという事実があります。さらに最も好まれる「お茶」「ウーロン茶」からの摂取量が非常に高い事も分かりました。ホウレンソウなどの葉物野菜も同様です。

 そもそもネオニコチノイドの使用は、かつて威力を発揮した「有機リン系農薬」に変わる減農薬の新しい手段としてここ10年の間に使用量が上がってきました。「減農薬」という表現は決して安全を担保したものではありません。ですが使い勝手の良さと業界の利益と合理性を求める流れの中で、この春ネオニコチノイド+有機リンの合わせた使い方が許可されてしまったそうです。この現状を「今までの農薬は手榴弾だったのに、これでは水爆だ!」と表現された方もいるようです。
 また子どもたちの軽度発達障害が増加していると言われますが、その一部に農薬の被害もあるということです。
 
 さて、私たちが出来ることは何でしょうか。その一つにトレーサビリティがあります。しっかりと製造過程を表示することで購買者の判断を生かすことが出来ます。買わない、使わない権利を使うことで世の中の流れを変えるしかありません。
 私たちはともかく、将来を担っていく子どもたちが今後まともに生きていけなくていいのでしょうか。子どもが健康に生きていく環境を整えるためにも農薬の使用についての規制を強め、情報を出し、消費者が判断出来る取り組みが必要と考え、声を出して行きましょう。